たどりついたら 岬のはずれ
赤い灯が点く ぽつりとひとつ
いまでもあなたを 待ってると
いとしい おまえの 呼ぶ声が
俺の背中で 潮風(かぜ)になる
夜の釧路は 雨になるだろう
ふるい酒場で 噂をきいた
窓のむこうは 木枯まじり
半年まえまで 居たという
泣きぐせ 酒ぐせ 泪ぐせ
どこへ去ったか 細い影
夜の函館 霧がつらすぎる
空でちぎれる あの汽笛さえ
泣いて別れる さい果て港
いちどはこの手に 抱きしめて
泣かせてやりたい 思いきり
消えぬ面影 たずねびと
夜の小樽は 雪が肩に舞う
北の旅人 の 歌詞
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ARTIST アーティスト情報
プロフィール
14歳の時に台湾で歌手デビュー。映画にも進出、アジアを代表するスターへと成長。74年に日本進出。2ndシングル「空港」が大ヒットし、同年の日本レコード大賞で新人賞を獲得。84年に再来日、「つぐない」「愛人」「時の流れに身をまかせ」と連続ヒットを飛ばし、日本歌謡曲史に大きな足跡を残したが、95年に滞在先のタイで呼吸困難により42歳で客死。