サイレンの音が、はり絵のごとき
町に響く夕刻
くたびれた貴方は作り笑いで
バイクに乗って海に沈んだ
沈んじまった。
砂の町へと行こうと思う。
しゃれた、まっ白なシャツ着込んだ18時
悪態をつきながら乗りこんだ海岸線
簡単にこの海を捨て去ってしまうよ
「本当かい?」
「本当さ」
心がなんか痒くなるから口唇噛んでやり過ごしたよ。
時計はずっと18時のまんまで奇妙だなと思った。
何か忘れていた
「ここは何処なんだ!」
マンションからの風鈴の音が頭の中でチロチロ鳴いて、
俺は眠ったふりをしたんだ慌てて。
目の裏の向こうは赤い夕日によって、ただれた砂が広がり
そこでは貴方が笑ってた。
その声はピアノみたいだろう
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赤い砂 の 歌詞
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