ブリキのロビー

価格(税込)¥262

ブリキのロビー の 歌詞

歌詞は無料で閲覧できます。

「カチカチ。」って音が鳴った、鉄製の奥深くで。
「素敵ね、錆付かなけりゃどんなに幸せな事か。」
廻らないねじの裏、油が乾いたように。
誰もいない観覧車に忘れられたのか。

四角い継ぎ接ぎのパアツが埃で曇る。
必要とされていた事がもうわかんないや。
扉が「みしみし。」と音を鳴らすのが怖い。
夜になれば電気も無い。
星空の中。

ギラギラギラ、ブリキの僕。
端っこから、色褪せてく。
錆びてきてるアンテナから。
聞こえない歌がルララ。
ギラギラギラ、ブリキの僕。
ふたりだけのかくれんぼさ。
夢を見たいから眠ろう。
鉄屑だらけのユウトピア。

らー、らー、らー、らー。

メリイゴオランドのお馬さんが噂する、あの子が死んでしまったという悪い話。
歳を取り、家族に囲まれ病院の部屋。
微笑みながら死んだから、辛くはないさ。

ギラギラギラ、ブリキの僕。
忘れさられ、色褪せてく。
あの子と同じように死にたいなんて考えるの。
ギラギラギラ、ブリキの僕。
ふたりだけのかくれんぼは、そろそろ終わりにしてもいいんだって思えば終わりだ。

ギラギラギラ、ブリキの僕。
いよいよだね、色褪せたよ。
錆びてしまい動かない頭両手両足には、あの子を守るための武器、ペンで書いた下の名前。
また会いたいと願いましょう、思い出とここに眠る。

Powered by

この曲を購入する

  曲名 時間 高音質 価格(税込)  
03:45
高音質
¥262

このページにリンクをはる

■URL

たとえば…
・ブログのコメントや掲示板に投稿する
・NAVERまとめからリンクする

■テキストでリンクする