ガラスの水面オレンジの
光の破片(かけら) 揺れる夕凪
風向き指で確かめて
沖で割れる波を待ってる

そんな瞬間(とき) ふとまぶたに浮かべる
遠くの街で 頑張ってるキミを

あの頃は裸足で 破れたジーンズで ポケットに手を入れて
強気な眼差しで 灼けた横顔で 海を見つめてたね
いつでも帰る場所 ここにあるよ My Dear

たまには声を聞かせてよ
仲間もみんな寂しがってる
かわるがわるにメッセージ
潮風とともに吹き込んだ

もしも瞳に雨がふるときは
ボクが空へと 虹を架けるから

飾らない言葉で かわらない仕草で いつかまたふたりで
おっきな笑い声 浜辺に響かせ あの波をつかもう
いつでも帰る場所 守っているから

かけがえのないこの光景(けしき)が 消えてしまわないなら

世界中で一番 ボクにとって一番 大事な場所だから
世界中でひとり キミはたったひとり 大切なひとだから
世界中で一番 ボクにとって一番 大事な場所だから
世界中でひとり キミはたったひとり 愛すべき人だから

いつでも帰る場所 守っているから
いつでも待っている ひとがいるよ My Dear