PUNKY SIXTEEN BOY

価格(税込)¥262

PUNKY SIXTEEN BOY の 歌詞

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高校も受験せずに一人で上京して初めて住んだのは
東京湾に面した埋め立て地 江東区の「東雲」って街
まだお台場にテレビ局もなくて
臨海線の駅も通ってなくて
最寄りは地下鉄有楽町線の「豊洲駅」だけだった
「6a」の出口を上がったらだだっ広い「晴海通り」
「豊洲病院」が目に付くだけで あとは倉庫か空き地だった
「東雲橋」の上で立ち止まると べと付く湿った風がカモメと一緒に塩の香りを運んできた

住み込みで新聞配達をしながら 風呂無しの三畳一間で
ミュージシャンになることを夢見て 来る日も来る日も新聞を配った
少ない給料は全部レコードに消え
それまで太ってた身体は見る見る痩せて
栄養失調になっても PUNKやるには格好がついた
都会の人はみんな冷たくて 感情も無く行き交うだけで
風に煽られ散らばった新聞を誰一人拾ってはくれなかった
「辰巳橋」の上から運河に落とした夕刊が海へと流れて行くのを見ながら悔しくて泣いた

「二丁目団地」から見た朝焼け シルエットだけの東京タワー
赤紫色の空に架かるレインボーブリッジ
東京の朝を連れて来てるのは自分だなんて自惚れながら
この街にもこれほどの景色があるんだってことを知った時
誰とも分かち合えもしない涙が出た

STAY FREE…

YOU'RE JUST A ONLY PUNKY SIXTEEN BOY
BELIEVE! EVERYTHING MUST GO NEVER LOOSE YOUR DREAM
STAY FREE…JUST A ONLY PUNKY SIXTEEN BOY
YES, EVERYTHING GONNA BE ALL RIGHT

歌をやることに反対してた親父の死はあっけなくて
ぽっかり空いちまった心は日に日にささくれ立っていった
誰も自分をわかってくれない
無理に決まってんだろと笑われて
それでもいつか見返してやると 毎日毎日曲を書いた
心配でたまに顔を見せる母は 改札で俺を見つけると
「どうしてちゃんと食べんのね」と 会う度痩せてく俺を引っ叩いた
「こげなこと今すぐに辞めて もう福岡に帰って来んか」と
目に涙を浮かべながら 何度も 引っ叩いた

東京湾で吹き荒ぶ風がいくつもの水門を突き破り
刺すような寒さに唇は切れっぱなしだった
「第一貨物」の塀に寄りかかり 夢を見失いかけた時も
THE BEATLESとPUNKとROCK'N ROLL
THE BEATLESとPUNKとROCK'N ROLL
それだけが俺に手を差し伸べてくれた

STAY FREE…

YOU'RE JUST A ONLY PUNKY SIXTEEN BOY
BELIEVE! EVERYTHING MUST GO NEVER LOOSE YOUR DREAM
STAY FREE…JUST A ONLY PUNKY SIXTEEN BOY
YES, EVERYTHING GONNA BE ALL RIGHT

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  曲名 時間 高音質 価格(税込)  
09:13
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