銀色からだに
真っ青な静脈が走る
凄い速さで
べとっと通り過ぎる
街灯隊は夜に備え
電線群は立て込んでるさ
区々窓は橙がこぼれ
でたらめ隠しだ
回送列車に乗ってくるはずの
気体の彼女を待つ
どちらかと言えば
可笑しい事などないだろう
四肢を折って肌をこすった
触れるものはどうも安いな
隔たり厚き鼓動とどかぬ
でたらめ隠しだ
消化器官が透けて見えるかい
液体も影をおとす
帰りなさいな
内の内までもうちょっと
回送列車に乗ってくるはずの
気体の彼女を待つ
どちらかと言えば
可笑しい事などないだろう
出鱈目 の 歌詞
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