何千機もの気球が
ゆっくりと地上を離れていく
虹色の荒野
年老いたぼくらがいた
植物も思い出も
かたちをとどめないよ
ここは最後の国
ぼくらは孤独なアインシュタイン
互いの声 耳も貸さず
もうすぐおしまいだと
誰もが信じていたけど
ここはおじいちゃんとおばあちゃんの国
それはただのながい幼年期みたい
トンネル抜ければそこはまた大きなトンネルのなか
いつから列はここでつっかえていたのか
眼を閉じ 耳を塞ぐ
誰かの温度も忘れた
迷走するボロい機械
それでも歯車は
チクタク回転している
金属の粉振りまいて
チクタク回転している
眼を閉じ 耳を塞ぐ
ぼくらは孤独なアインシュタイン
震える夜の闇に
これは、はじまりかも
ただただ気配がしている
とっくに無視はできないよ
あなたは孤独なアインシュタイン
空想する春のマシン
これははじまりだよ!
ここは歴史のまんなかさ
ここは歴史のまんなかさ
チクタク回転している
気球 の 歌詞
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ARTIST アーティスト情報
プロフィール
波多野裕文(vocals/guitars)、中山敦史(bass)、山口大吾(drums)による福岡出身のスリーピースバンド。しなやかなドラム、力強いベース、青白い和音を奏でるギターのスリーピース編成を生かしたスマートなサウンド、ポップでありながらも、強烈な存在感を持つボーカルが、聴く人に心地よさと中毒性を与え、リスナーと共に、ART-SCHOOL等、数々のアーティストからも大きな評価を受けている。 2007/6月、1st mini album 『rabbit hole』をリリース。
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