駅前の本屋の前で君はバスを待って雨やどり
花のようなやさしさはまるで幼い時のまま
変ってないようにみえたけど
町の噂では叶わぬ恋をしてたと
君の前をタクシーが泥をはねて通りすぎる
君は傘を降ろして作り笑顔でうつむいた
何気ない顔で俺は君の前をぬけた
バス停のすぐ前の小さな店で俺はコーヒー
窓際をそっとさけてわざと奥へと逃げ込んだ
こんな気持ちで時が過ぎ
悔やみ続けるのは今ででもう沢山
火をつけた煙草さへ小さくふるえて止まらない
押さえられない胸で窓の外に目をやれば
あがりかけた雨の中君はもういない
部屋に帰ってしょんぼりひとり聞くビートルズ
ひとり聞くビートルズ
雨やどり の 歌詞
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ARTIST アーティスト情報
プロフィール
谷村新司(タニムラ シンジ) シンガーソングライター・作曲家・作詞家。1948年12月11日生まれ、大阪府出身。AB型。フォークグループ・アリスのメンバー。1965年に高校3年生でアマチュアのフォークトリオ「ロック・キャンディーズ」を結成。解散後、1973年には「走っておいで恋人よ」にてアリスとしてデビュー。日本を代表するフォークシンガーの1人として活躍する。
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