宵闇の手探りの中でこそ
仄かに匂う柊の花
見せかけの棘にそっと隠した
その麗しくゆかしき花
その花の名前を呟くとき
美しさとは何かを思う
誰も居ない末の秋に咲いて
冬とすれ違いに行く花
愚かしい過ちの数々を
一つ一つ胸に並べている
あなたはそれでもこんな私を
許してくれるだろうか
終列車が鉄橋を渡る音
秋風の気紛れなカデンツァ
明日は木枯らしが吹くらしいと
遠い窓の灯りが言う
辛い夜を過ごすあなたに
いつか本当のさいわいを
届けることが出来ますように
私に許されますように
宵闇の手探りの中でこそ
仄かに匂う柊の花
柊の花 の 歌詞
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ARTIST アーティスト情報
プロフィール
さだまさし シンガー・ソングライター、作家。1952年4月10日生まれ、長崎県長崎市出身。A型。叙情的で繊細な作風・ユーモアとウィットに富んだステージで、他の追随を許さないコンサート本数をこなす。
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償い