だからもうこの雪が 白く空を染めないように

雪が降った夜の日が 今年は多くって
寒がりな君が困る日も きっと多かったね

だからもうこの空が 泣かないように祈るのだ
寒がりな君の手が いつまでも冷えないように

君が言った一言も いつか行った場所も
僕はすぐに忘れては 君を怒らせたね

だからもう思い出が 溢れるくらい側にいて
強がりな君さえも わからなくなるくらい

だからもうこの思いが 伝わるように叫ぶんだ
この言葉の一言で 僕の声が潰れても

もしも僕がいつの日か 力なく倒れても
『いつまでもいつまでも側にいるよ』と 手を握っていて

だからもうこの空が 泣かないように祈るのだ
僕に触れた君の手の 温もりが消えないように