ギルド独占インタビュー

ギルド

――新曲「すのーまじっく」のコンセプトを教えてください。

「冬にぴったりの曲」をイメージして作りました。ストーリーは作詞のRYUICHI くんに託し僕はそのストーリーに少しでも景色や感情、情景が浮かぶ様に音を積み重ねていきました。

雪、そしてポップですね！

――「すのーまじっく」にはどの様な想い、メッセージが込められていますか？

過去のことを振り返って「あの時ああやって行動しておけば良かった！」とか思うことって誰でもあると思うんですけど、時間が経って心が浄化されてしまえば、その振り返りはむしろ案外楽しめたりするんですよね。失恋ソングではありますが歌詞の主人公は間違いなくポジティブであって、コンセプトのポップらしく重いものにはしたくなくて、あくまでもギルドらしく軽快なものにしたかったので。バンドだって人生だってそういう風に生き抜いていきたいですね。

RYUICHI

――CD は会場限定リリースですが、何故会場限定でリリースしようと思ったのですか？

それが一番良いと思ったからですね（笑）

会場限定じゃなければ絶対いけないという理由はないのですがやはり音楽を伝えるのはライブで直接届けたいという思いがあるので、その場所に置くことによってより会場に足を運んでもらえるきっかけになるのではと思い今回も会場限定にしています。

CD 屋に足を運んで買う人が減ったというのが現状です。僕の周りでCD ショップに行く人がいない‥それなら配信か、会場限定で売ろうとなりました。なんでもかんでもネットで買えちゃう時代なんでライブ会場に行かないと買えないものっていうのも、一周回って新しいのかなって思ってます。

それでもライブに来れない方もいるとは思うので、こうやって楽曲の配信をしていただけるのはありがたいです。

TAKASHI

――間もなく全国ツアーが始まりますが、どの様なツアーになりそうですか？

ギルドというバンドの原点、そしてコンセプトに触れられるようなライブになります。だからこそ初めてギルドを見る人も、ギルドを見続けてきた人も間違いなく楽しめるライブになると思います。

ギルドの10 年の歴史を振り返るツアーなので、今までギルドの音楽を聞いてきた方は是非参加してほしいです。きっとその時その時の思い出が一人一人にあると思うんですが、その思い出をまた引っ張り出したい！そんなツアーにしたいです。もちろん今のギルドになってまだ1 年ていうのもあるので初めての方もドシドシ遊びにきて欲しいですね。

僕は去年に加入したばかりなので実際にギルドの10 年を過ごしてきたわけではないですがメンバーとの目標や意識は同じ位置にいます。それにこの10 年の歴史の中で生まれた曲たちを僕はファンのみんなにステージで伝える立場にあるのでしっかりと届けてあげたいと思います。

あと2019 年最後のツアーなので今年の成長みたいなものも感じてもらえたら嬉しいです！