結成2周年を目前に“フューチャーロック”というジャンルを自分たちで掲げ、ファーストアルバム『INITIALIZE(イニシャライズ)』をリリースしたInitial’L(イニシャルエル)。キャリアを重ねても変わらない音楽に対するピュアな気持ちやオリジナルなものを生み出したいという熱をそのまんま落とし込んだ楽曲たちはライブでさらに真価を発揮する。アルバムツアーを終えて間もないInitial’Lにバンドの“今”と“未来”をたっぷり語ってもらった。

インタビュー風景

――まずはニューアルバム『INITIALIZE』を携えてのツアーファイナル最終日、10月19日の渋谷eggmanでのライブを振り返っての感想を教えてください。

あの日は印象に残るシーンがたくさんありましたね。トラブルを含めていろんなことがあったからこそ、「こんなことがあったね」って後で思い出すことが多いんじゃないかなって。

たぶん3年経っても覚えてますね(笑)。

10.19 渋谷eggman ツアーファイナルライブの様子@

――予期しないトラブルがいろいろあったけれど、それをプラスに変えて盛り上げていたのは、さすがにライブ力のあるバンドだなと思いました。

「TONIGHT TONIGHT」の出だしのところでうまく入れなかったのって俺のドラムが悪かったのかな。

一朗が悪いわけじゃないんだよ。アンコールのいちばん最後の曲なのにどこで入ればいいかわからなくなって。

ギターの音が変わったことでわからなくなっちゃって。

10.19 渋谷eggman ツアーファイナルライブの様子A

――中盤でサトシさんのギターの音が出なくなるトラブルに見舞われて、調整の末に「じゃあ、俺、歪み一発でやるわ」って言ってましたね(笑)。

言うしかない状況だったよね。

そう。特に「TONIGHT TONIGHT」のエフェクトがかかったギターの音がいかに重要かわかっていたので修復できなくて“やばいな”って。

――調整中にはメンバーが場を繋いで笑わせて盛り上げましたね。

がんばりましたね。

後ろの一朗の必死感がすごい伝わってきてノセなきゃって(笑)。

俺はけっこう普通にトラブルも楽しめたかなって。

ライブはトラブルの乗り切り方で全然違いますからね。ピンチはチャンスじゃないけど、プラスに変えていかないと。

10.19 渋谷eggman ツアーファイナルライブの様子B

――楽器陣がガンガン前に出ていってコーラスもとるアクトで熱いライブでしたが、お客さんのノリも以前とは変化していますね。声をあげたり拳をあげたりサークルモッシュしたりと。

今年の半ばぐらいから少し変わってきましたね。

バンドもファンもお互いに変わったんだと思います。ついてきてくれる感もあるし、僕たちも「ついてこい!」っていう。

――Initial’Lの前のバンド、Lycaon時代からライブに来ている人も変化に合わせて楽しみ方が積極的になってきてるんですね。

そうですね。僕らが進んでいく方向に沿って見た目もライブも在り方も含めて変わってきています。バンドがシフトチェンジしていくキッカケになったツアーでしたね。『INITIALIZE』というアルバム自体もそうだし。

インタビュー風景

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Selected Initial'L

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