2019年3月27日に東京・EX THEATER ROPPONNGIで行われるKAMIJO(Versailles)の『Dream Live“Symphony of The Vampire”KAMIJO with Orchestra』の開催に向け、2018年発表のアルバム「Sang」完全限定受注生産豪華盤に収録された初の室内楽アルバムが高音質のハイレゾで全曲配信決定!「Chamber Music Selection T」(1月30日配信)、「Chamber Music Seleciton U」(2019年2月27日配信)を中心に、昨年行われた「Sang Live」の手応えなどについても語ってもらった。
KAMIJOインタビュー風景@

インタビュー風景@

――まずは昨年リリースしたアルバム「Sang」、アルバムを引っ提げたツアー「Sang Live」のことから聞かせてください。「Sang」は幻のフランス王・ルイ17世を主人公にした架空のストーリーをベースにした作品ですが、ライブの手応えはどうでしたか?

「KAMIJOとしてのライブのスタイルを確立できたツアーだったと思います。ライブで物語を伝えるのは、かなりハードルが高いと感じていたんですよ。自分で語りを入れていた時期もあったり、いろいろと試行錯誤を繰り返していたのですが、『Sang Live』でようやく新しいスタイルに辿り着き、僕自身も楽しんでやれました。映画やミュージカルと違って、(ライブでは)ストーリーを伝えたり、情景描写を挟み込むのが難しいんですよね。『Sang Live』では声優のみなさんのお力を借りたり、映像を使うことで上手く表現できたんじゃないかなと」

KAMIJOインタビュー風景A

インタビュー風景A

――通常のコンサートともミュージカルとも違う、新しい表現ですよね。

「はい。僕の楽曲には、描きたい物語と異なる要素はまったく入っていません。ライブとして成立するようにセットリストを組むのは大変ですが、『Sang Live』では時間軸を巻き戻したり、いきなり別のシーンに移動したり、映画の編集の方法を取り入れることで、上手くバランスを取ることができました。DTMで使うソフトのなかに楽曲や声優のみなさんの演技を取り込み、さまざまな場面を入れ替えて。その作業も楽しかったですね。しかも全国ツアーの最中に、構成を微妙に変えていったんですよ。たとえばセリフの後で曲に入るタイミングだったり、ステージでは、1秒がすごく長く感じられることもあるので演出の繊細な変更だったり。僕の要望に対応してくれたスタッフ、演者のみなさんには本当に感謝ですね」

KAMIJOインタビュー風景B

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Chamber Music Selection III/KAMIJO

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