祭nine.ライブの様子@
去る5月1日、令和元年の初日に、『日本武道館』の単独ライブを遂行した祭nine.。結成1年半弱で、武道館ライブを、令和になっての武道館公演初アーティストとなった祭nine.に注目が集まっている。
祭nine.と聞けば、メンバー9人を想像するだろう。が、実際のメンバー構成は7人。所属事務所の社長のラッキーナンバーが9、野球のチーム構成がベスト9。そう、9=nineは、育ての親、そして、彼らにとってのラッキーナンバーなのである。
そんな所属事務所は、ボイメンこと、BOYS AND MENを輩出したフォーチュンエンターテイメントである。 「夢は武道館!」
彼らはデビューからずっと公言していた。
平均年齢は19歳である。19歳にして、ずっと思い描いていた夢が、そんなにも早急に叶ってしまうなんて。おそらくメンバーである当本人ですら想像できなかったことだろう。そもそも、彼らは東海エリアを拠点に活動をしているグループである。それは兄貴分であるボイメンと同じ背景なのだが、今でこそ全国区で活躍し、今年の初めに『ナゴヤドーム』でのライブを成功させたボイメン。そんな“お兄さんたち”でさえ、結成してからは5年ほどかかって実現させたのが“武道館ライブ”である。
祭nine.ライブの様子A
デビューは、2017年8月。祭nine.は結成と同時に、テイチクエンターテインメントからメジャーデビューを果たした。初めて彼らに会う人はみな、ティーン独特なフレッシュさに溢れ、全身からキラキラと輝くオーラの虜になった。その若さに相まって、激しいアクロバットと高揚感あふれる楽曲にはワクワクする。まさに、勢いのあるグループという印象で、多くのマスコミ陣を魅了していった。と、ここであえて“マスコミを魅了”と表現したのは、メンバーに会う人はみな、
「祭nine.って全員がものすごくいい人。愛嬌があり、すごく元気をもらえます」
 と、口をそろえるからだ。
当時平均年齢17歳の男子に向かって、“全員がいい人”というのも不思議な表現だが、今の時代に欠かせない要素だと気づく。まさにベストナインのメンバー編成だったのだ。
天然っぽさもあるのに頼り甲斐のある魅惑的なリーダー、寺坂頼我。一見クールな美少年なのに全力がむしゃらな野々田奏、ダンスと歌のキレは抜群、色気のある清水天規、ふんわりやわらかな印象と男気のある性格のギャップが魅力的な浦上拓也、チャレンジ精神旺盛で甘えん坊、マジックや楽曲作りもできる横山統威。キュートで優しい頭脳明晰な神田陸人、9頭身でスタイル抜群なおとうとキャラの崎寿希也。キャラがそれぞれ際立っているのも楽しい。それは事務所の先輩であるボイメンと似ている魅力だ。
祭nine.ライブの様子B
とっかかりは彼らの性格、惹きつけられることは必至だが、さらに特筆すべきは、その上パフォーマンスの実力もあること。
 デビューシングルの「嗚呼、夢神輿」はウィークリーランキング初登場2位、次の「HARE晴れカーニバル」では、なんとウィークリーランキング初登場1位、サードシングルの「がってんShake!」はデイリーランキング1位を獲得し、4thシングル「有超天シューター」ではウィークリー、デイリーともに、1位を獲得。初週売上枚数 平均10万枚、着々と上り詰めた、というよりも、最初から売り上げトップを走っている。とはいえ、
「まだまだ僕らのことを知っている人は少ないと思います。これからもっと名実ともに力をつけ、多くの人が喜んでくれるような歌、そしてパフォーマンスを届けていきたいと思っています」
 と、リーダーの寺坂は語る。
「次の目標はやっぱり先輩が辿ったように“ナゴヤドーム”を満杯にすること!」(清水)
武道館が終わって、いよいよ次はナゴヤドームへ。
現在の楽曲は、合計20曲(5thシングル発売時点)。シングルとライブのみの展開で、7月17日に5thシングル「ゴールデンジパングソウル」も発売。こちらは、テレビ朝日系全国放送「musicるTV」音楽作家発掘企画『トップライナーをさがせ!』とのタイアップ曲となる。
注目せずにはいられないグループ祭nine.。
アルバム発売が、期待されているところである。
ゴールデンジパングソウル Expand Package

5thシングル配信中!
※特典対象期間は終了いたしました。