ボーカル、椎名慶治とギター、永谷喬夫によって結成されたユニットSURFACE。1998年シングル「それじゃあバイバイ」 でデビュー後、親しみやすいメロディーと独特の歌詞、印象的なアレンジが融合したオリジナリティあふれるサウンドで支持を集めたが、2010年に活動を休止する。7年間の休止を経て2018年に結成20周年ライブをきっかけに再始動をし、11年ぶりのアルバム「ON」をリリースと全国ツアーも決定している。アルバムへの想いや、再始動のきっかけ、全国ツアーについてメールインタビューを実施して、それぞれの想いを語ってもらった。

SURFACEライブの様子

――昨年20周年ライブで再始動をしましたが、再始動のきっかけを教えてください。

永谷から再始動を持ちかけられたのは解散から2年後でした(笑)。
そこから何度か飲みに行く事があったんですが、その度に必ず出る話題の一つが「SURFACE」で。
再始動する事に反論はなかったんですが、そのタイミングを考えていた感じですね。
「デビュー20周年の日がベストでは?」と最終的に解散から8年での再始動となりました。

何年か前から僕の方から椎名君にアプローチしていて、ちょうど、20周年という節目だったので再始動することになりました。

――11年ぶりにリリースされるアルバム『ON』がリリースされる事の率直な感想を教えてください。

何故今更SURFACEとして他のアーティストと成績を競い合う世界に戻ってしまったんだ…って思ってます(笑)。
「嬉しい!」と言う個人的な感情を覆いつくすようなビジネスという名のプレッシャーがありますね。
キレイゴトでは済まされない世界にSURFACEとして戻ってきた、この感覚をまた味わえる事、刺激もありますし、やり甲斐もあります。

解散してから9年が経ち、音楽業界も色々変わってきたので、自分たちが作ったこのアルバムを、リスナーの皆さんが受け入れてくれるか心配です。

――『ON』に込められた思いやコンセプトを教えてください。

SURFACEはコンセプチュアルなアルバムを作った事はないです。
なんとなくな漠然としたテーマだけ掲げていました。
それは「聴いてくれた人が楽しめるもの」と言う当たり前の事だったと記憶してます。
大きなテーマを元に今の自分達を余すところなく詰め込んだ作品になりました。

コンセプトは特に立てずに作りましたが、あまりダークな楽曲より、リスナーの方がポジティブに気持ちになってもらえるように、という想いを込めて制作しています。

SURFACEライブの様子

――昨年5月の再始動ライブ前からお二人で曲作りをされていましたが、その時に作ら れていた曲が今回のアルバムに収録されているのでしょうか?

されています。
アルバムの為ではなく、8年間空いた2人での制作のリハビリの為として(笑)、2017年中には楽曲制作をしていました。
アルバム制作の時に改めてその時のデモを元にアレンジを加え、歌詞を微調整してアルバムに収録する事になったのはデモを作った1年半以上経った後です。
タイトルをあげるならば、「僕たちの声」、「やってみようよ」の2曲ですね。

はい。「やってみようよ」「僕たちの声」辺りでしょうか。
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――アルバムのレコーディングで特にこだわった箇所や曲があれば教えてください。

アップテンポな曲が多い印象の今回のアルバム「ON」の中で、唯一ミディアムバラードとジャンル分け出来そうな「また僕はうなずく」と言う曲があります。
全体的に攻めたアルバムだからこそ、締めるところをビシッと締めないと「中だるみ」するだけの曲になってしまう。
他の曲よりもボーカルとして、作曲家として、作詞家として、気を使いました。
あ、全部ですね(笑)。

ギターに関して言えば、
最近では、パソコンやデジタル機器を使って録音することが多いと思うのですが、
今回は、レコーディングスタジオでアンプから大きな音を出して録るという、昔ながらのスタンダードなやり方にしています。

ON

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