明け方の砂浜に なぜかいて
さぁ 何やってんでしょ 星も消え
潮風に吹かれつつ 描いてみた
設計図 足あとに 消えてった

声は夜明けすぎに ヒトリゴト 運んでく
森戸の海の木にのぼって 月さがししよ
あまい緑は ただ優しかった

悲劇にしか聞こえない 君の夢
もう 何べんも聞いて あきあきさ
ゴマカシもきかなくって 笑ってみた
でも どうでもいいんでしょ? 本当は

声は夜明けすぎに ヒトリゴト 運んでく
森戸の海の木にのぼって ツキサガシしよ
あまい緑は ただ優しかった
ヒトリゴト 月になれ

朝が歩いた 砂浜に 寝転んで
もう 帰り道なんて 忘れたよ

終わりだって 初めだって 何もかも全部
みんな 此処へ 還ってゆく

声は夜明けすぎに ヒトリゴト 運んでく
森戸の海の木にのぼって ツキサガシしよ

愛のない 日々は 早々 終わってくよ
心もとない 旅は そうそう 終わらないんだって
いつでも 解ってる

ヒトリゴト 月になれ