湘南ひき潮 砂の中のサンダル賑わった海の家を秋風が消して行く君は水着をバスケットにしまって灼けた肌袖にかくし街へ行くバスに乗る8月の熱い砂が冷えて行く秋に色の褪せた愛を抱いて君が振り向く手紙を書くわと頬をかたく凍らせ一夏の想い出手に都会の少女になる淋しさを走る風と翳り行く陽射し砂に残る靴の跡に君が浮かぶよ Powered by