こよなく晴れた 青空を悲しと思う せつなさようねりの波の 人の世にはかなく生きる 野の花よなぐさめ はげまし 長崎のあゝ 長崎の 鐘が鳴る召されて妻は 天国へ別れてひとり 旅立ちぬかたみに残る ロザリオの鎖に白き わが涙なぐさめ はげまし 長崎のあゝ 長崎の 鐘が鳴るこころの罪を うちあけて更けゆく夜の 月澄みぬ貧しき家の 柱にも気高く白き マリア様なぐさめ はげまし 長崎のあゝ 長崎の 鐘が鳴る Powered by