雨上がりの街に傘を忘れた子供のように道しるべも別れの言葉も僕らはひとつ残らず捨てたまぶたの裏の赤咲くべきでない花のように追いかけたアドバルーンの陰僕らは同じ耳鳴りを聞いたハローハローああ、この気持ちも濡れて揺れた紫陽花も腕組みしたままの東京もいつかは音もなく消えるハローハロー Powered by