微かに遠くで続くサイレン
眠りの入り口と繋がって
そんなふうに今日も終わるはずだった
不意に最後のピース見つけてしまった

あの日だった全ての
始まりはそれから
その時は戻りはしない
スパムメールの森を
かき分けてあの日の
日付を探してみた
何も考えずにいた僕の
目の前を過ぎた言葉を追いかけて
さあ、手探りで踏み出して行かなきゃ

こんな夜中に思いつくこと
一度でもうまくいったことが
あった試しがない
なんてことを
きっと忘れても良いときが今

まだ終わりじゃないさ
始まってもいない
自分言い聞かせていこう
スパムメールの森を
かき分けてあの日の
日付を探してみた
僕の放つ弱い光では
全部が照らしきれなかった暗い
さあ、その道へ踏み出して行かなきゃ

懸命にたどる記憶
ありえないほどに曖昧なままで
ずれていく思い出直してさ
確かな何かにたどり着けたら