大事なものをまたひとつ、なくした
そんな気はしていたんだ そんな気は

北は寒いって そう相場がきまってる
朝は尖って 笑う僕をなぐさめる

まぶしいから泣いた
まぶしいから泣いた
まぶしいから泣いた

流れる雲がまたひとつ、消えた
白い息は体温を知らせた

記憶を辿れば思い出になっちゃうから
見える風景を今ここに書き留めるよ

つけたままのマスカラ
置き去りのマラカス
空席のサーカス
踊ったままのビーナス

まぶしいから泣いた
まぶしいから泣いた
まぶしいから泣いた