くもるガラスに 指先で君の名前を 書いてみたここは霧ふる 港町しあわせだったら いいけれど逢わずにいると 心まで遠く離れて ゆくようでさみしいよ……白い手編みの マフラーに君のぬくもり しみているここは霧ふる 港町風邪でもひいては いないかとやさしくそっと なぐさめの言葉かけたい この気持わかるかい……手紙書いたよ 夜更けまで君の面影 眼にうかぶここは霧ふる 港町逢いたい想いを ふり捨てて忘れるための 旅なのにつのる未練に 負けそうで辛いのさ…… Powered by