天にもらった 財宝(たから)の山を棄てて悔いない 友がいる時代おくれと 笑われようと義理と人情と 浪花節それが男の 花絆(はなきずな)路地にかくれて 見送るあの娘(こ)俺はあばよと 背なで言う恋に少しは 似ているけれど切れば血の出る 侠気(おとこぎ)は女なんかにゃ わかるまい俺が花なら お前は風だそして命は 春の夢男同士の 相合傘で地獄参りの 道行きは花によりそう 風ひとつ Powered by