うるうると風も濡れる五月雨に
鳴く声はただ静かに木霊する
徒然に過ぎ去る日を懐かしみ
君の名を愛しき名を口にする
永遠に囚われるふりをしてキスをした
まるで夜露を纏ったような君の髪に触れながら
夢を見た君の胸で眠る夢
甘やかな香り 君が放つ頃
雨音がただ静かに窓を打ち
悲しみが頬をつたい流れ落つ
目が覚める
ゆるゆると朽ち果てゆく森のように
この身さえ風となり塵となりぬ
徒然に過ぎ去る日よさようなら
君の名を愛しき名を胸に抱く
※歌詞カード注
上記はインストゥルメンタルである原曲に、
作家のご了承のもと、映画『戦場のメリークリスマス』(1983年発表)から
インスパイアされたつじあやのの言葉を綴ったものです。
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