遂に名古屋ドームでコンサート開催!!
BOYS AND MENが名古屋発で全国区になった2つの秘密−4−

『ボイメン・インディーズコレクション』配信中!

メジャーデビューから『日本武道館』へ 映画やドラマなどソロ活動も
 メジャーデビューの華々しさは、ここ数年の男性グループの中ではトップクラスであろう。2016年夏、シングル「YAMATO☆Dancing」は、オリコン週間シングルランキング初登場2位21.1万枚の売り上げを記録し、日本レコード協会からも「プラチナディスク」に認定されているのだ。こうなったら勢いはもう止まらない。2017年には日本武道館公演も成功をおさめ、ますますグループとして話題となったうえに、個人としての活動の幅がここで一気に広がっている。水野や田中、小林はドラマや映画に、辻本も全国区のバラエティーにひっぱりダコだ。勇翔が出演した映画「棘の中にある奇跡〜笠間の栗の木下家〜」はハリウッドドリームズ国際映画祭でも5部門でノミネートされ、田中においては、日韓合作の映画『デッドエンドの思い出』(2月公開)でダブル主演を果たし、2018年の釜山映画祭でレッドカーペットを歩いている。

 現在、本田は今クールのNHKのドラマ10『トクサツガガガ』(NHK系)でスーツ姿の会社員を熱演中。TBSテレビと東南アジア3か国の共同制作番組『Find the WASABI in NAGOYA!』ではメンバーみんながホスト役となって、 名古屋を中心とした日本の魅力をフィリピン、シンガポール、タイへと発信している。

 名古屋在住のファンのひとりは、「曲はすべて懐かしいのに新しい感じがして、すごく聞きやすいし、パフォーマンスも楽しい。全員お笑いができるかと思えば、すごくシリアスな役どころを演じて、胸キュンな表情もする。最近は、それぞれの活動が増えていて、10人そろうことが少なくなったけれど、集まった時はすごく仲よくて、その仲良し感もホクホクしていいんです。“ホームに帰ってきたぞー!”と言って地元をすごく大切にしてくれています。いまだにメンバーの田村さんなんて、街でボイメンのチラシを配っていて(笑)。ドームなんて大きな箱でライブができるようになって、すごく遠い存在になっちゃって寂しいけど、会うと相変わらず気さくに笑ってくれる。彼らは名古屋の宝物です」。

 今や全国、そして海外にも活動の幅を広げるまでに成長したボイメン。地元を大切にし、名古屋だからできることを突き詰め、夢を持ってチャレンジしたからこそ築けた賜物である。ナゴヤドームライブは、「僕らの集大成で、これまでの感謝を表すステージにしたい。名古屋らしい演出を入れ、笑いあり涙あり、見どころ満載なのでお楽しみにしてください」(平松)。

 どんっと一気にブレークしたわけではないが、じわりじわりと人気が上がって、もはや破竹の勢いだ。その理由は何か。それは前述したように、事務所社長の信念と情熱、そしてメンバー同士が個性を尊重しながら、それぞれが地道に努力してきた必然といえよう。地盤を堅めながら、着実に進化していくボイメンのこれからが楽しみである。

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ボイメン・インディーズコレクション

インディーズ時代の名曲をコンパイルした配信限定アルバム!