さまようあれは きっと私でした
変わりない日々の末端に
いらいらとした 知らなかったりした
いつかの見たあなたは影
その手ぶりで

明日は日曜
ゆえに大騒ぎ
狂うぞ 無重力級
さらばさ

漂う 街のひかりのせいか
終わらない意味ないどんちゃんに
なんかほっとしたり 嫌気さしたりして
空回れば空回るほど
熱を帯びていく

鮮やかに見えるのは
二日酔いが原因で
空洞 潤わないまんま
そのまんま

あざといヒットソングに酔いしれた
あなたは女神のように
ただ笑っていた 夜に去ってった
その背中はあの頃のまま
遠くのまま

ひとえに艶美で
よほどに鮮麗で
一方でねたみ 恨みつらみ
えげつないや
こころに演技して
TVショーで名人芸
さすれば愛しくって中毒
お見事です あっぱれや

あれはきっと私ですが
せわしない日々の末端に
なぜかはっとした
いつかの見た影は私
そう思えたわ