傘がつぶれて ぼくは今 雨の中
きみが飲んでた コーヒーの味 思い出している

くだらない空 くだらない夏のにおい
きみのドアには 鍵がかかって 二度と入れない

(タラランララランラン、ポツポツと)

ビニールの傘 きみの手に似ているな
ぼくの雨つぶ 支えてくれた やさしい白い手

「うれしいよ なんだかとても いい気分
ぼくはきっと きみとなら 親友になれる」

アイラブユー アイラブユー きみのことあきらめるよ
アイラブユー アイラブユー もう二度と会わないから
こんばんは こんばんは ぼくの声がきこえるかい
もっと泣け 死ぬ気で泣け 雨よもっと泣いておくれ

水たまりはねたような ブルースが
泥臭く 青臭く 鳴るのさ

アイラブユー アイラブユー きみのことあきらめるよ
アイラブユー アイラブユー 稲妻よりも激しく
こんばんは こんばんは ぼくの声がきこえるかい
もっと泣け 死ぬ気で泣け 雨よもっと泣け、遠くへ