ズタズタズタ ズンタタタ ボロボロボロ ボロボロロ
俺の心 穴だらけ ズタボロブギー 俺のブギー

10代の頃俺は 天才なんじゃねェかと
勘違いするくらい 冴えまくっていたもんさ
セカイをブチ壊すんだ 全てを塗り替えるんだ
少年は叫んでた 未来は俺の意のまま!
あぁ 青春の熱に あぁ うなされ続けて

20代の半ばは 平凡を憎悪した
理解されぬ苦しみに ヤツあたりの繰り返し
あぁ 悪いのはセカイ あぁ 間違ったセカイ

そして俺は独り 此処に独りきり 去ってゆく姿を ぼんやり眺めてた
夢という愚かな刃物は その度に胸をえぐっていった

ズタズタズタ ズンタタタ ボロボロボロ ボロボロロ
俺の心 穴だらけ ズタボロブギー 俺のブギー

30過ぎた頃に ようやく気付いたのさ
余りにも遅すぎた 気づくのが遅すぎた

この手には何一つ 握られちゃいなかった
俺は何者でもない オレ ハ ナニモノ デモナイ

そうさこれから先の 退屈で冷ややかで
緩やかで残酷な 長過ぎる道程を
あぁ 想像している あぁ 途方に暮れてる

今日も俺は独り 此処に独りきり 来るべき明日に 恐怖さえも抱く
過去という甘美な刃物は またしても胸をえぐり続ける

ズタズタズタ ズンタタタ ボロボロボロ ボロボロロ
俺の心 穴だらけ ズタボロブギー 俺のブギー

ズタズタズタ ズンタタタ ボロボロボロ ボロボロロ
俺の心 穴だらけ ズタボロブギー 俺のブギー 俺のブギー