黒い雨雲が 空をとりまきながら
雨の機関銃 窓にぶちあてていく

今夜 そっとたくらむ 部屋の中でたくらむ
今夜 君とふくらむ 部屋がはちきれるまで

夜の海は荒波 気持ちをからませながら
君の景色の中 そっとすべりこむのさ

顔が燃えあがるまで 真っすぐ見つめてくれ
外は風の音 雨が乱れとぶ台風

言葉より深く 涙より高く
裸足の心に 真赤なつめ跡 刻もう

波をかきわけて 虹を見つけだしたら
この目に焼きつけて そっと閉じこめよう

もしも行く末が 泥にまみれていても
迷子になんかならない 行き先なんかないから

言葉より深く 涙より高く
裸足の心に 真赤なつめ跡 刻もう

言葉より深く 涙より高く
裸足の心に 真赤なつめ跡

暗闇の中を 胸を震わして
裸の季節へ 真赤なつめ跡 刻もう