恋アバき、雨ザラし

価格(税込)¥261

恋アバき、雨ザラし の 歌詞

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ねぇ、紫陽花が綺麗。雨化粧された井の頭。
付かず離れずを振りほどいて、貴男までたどり着けたわ。
ワンルームという愛の巣で、お互いの事を見せ合えた。
来る記念日を心待ちに…私、幸せでした。

なのに貴男が、寝ている隙に枕元パンドラの箱を開けた。
すいもあまいも、ふとした出来心。私は、報いを受けたわ。

さらば、純情。鮮やかです。傘の華。
後の祭りね。恋アバき、雨ザラし。

ねぇ、貴女はいつから僕を疑っていたのかな。
騙し騙しの口づけの後?まさかずっと前から?

朝、目が覚めて、見透かす瞳。何も言わなくても、もうわかった。
溢れんばかりビー玉の雫が、また一つ、また一つ、こぼれた。

修羅場、バラバラ。悪いのは、僕の方だ。
後の祭りさ。こんな僕、腹立たし。

最寄り駅まで向うバスの停留所から、部屋の窓を眺めていました。
あの人に出会ったのなら、伝えておいて欲しい。恋なんて暴くものじゃなかった。
恋は育むものと、ようやくわかったのにね、気付くのが遅い馬鹿な私。
幼気な恋心まで、別れたあの場所に置き去りのまま。

さらば、純情。鮮やかです。傘の華。
後の祭りね。恋アバき、雨ザラし。

叶うなら、あの日をやり直したい。
戻れぬ二人。後悔、先に立たず。恋アバき、雨ザラし。

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