悲しい食事を 始めよう
お皿が2つ 並んでる
今日は君の 誕生日
英語で言った「Happy Birthday」

恋する顔の 矛先が
僕じゃないこと わかってる
ALL RIGHTな訳じゃない
ALL RIGHTな訳じゃない

乙女話を 聞き分けて
物わかりのいいことを 言うさ
いつからこんなに ジェントルマン
いつまで演じる サティスファクション

デザートの前に 贈り物しよう
届かぬ想いに リボンを添えて
彩る皿が 君を誘うんだ
じらすムニエルと 肉汁の誘い
お口直しは 洋梨のシャーベット
言えない言葉 溶けて消えてゆく

おなかは みるみる 満腹
涙は 見せずに 泣いてる
それで フルコースさ

いずれは僕が NO.1
消えることのない NO.0
ALL RIGHTな訳じゃない
ALL RIGHTな訳じゃない

つくり笑いの 僕を見て
「あなたって紳士ね」って 君は言うんだ
いかにも僕は ジェントルマン
いつでも仮面の マジシャンさ

デザートの後に 誤摩化しておこう
お茶を濁すのは ジョークとミルク
タバコの風で けむに巻くわけさ
左手の汗 気付かれないように
忍ぶ想い 悟られないように
手品のタネは 隠すからいいんだぜ

もうじき 僕らは 席を立つ
涙が グラスに 2つ落ちる
それで フルコースさ

ららら…

悲しい食事も 終わりさ
お水が2つ 並んでる
今日は君の 誕生日
最後に もう一度
「Happy Birthday To You」