この街を 切り裂く線路は 無情にも
君 笑う 海岸には 続かない
誰かを憎んだまま 君は
心を隠して 夕闇に泣く

古い波に つまずいて
一人 夜に溺れないで

もったいないほどに 晴れた青い朝日は
真っさらだよ 目覚めないの 泳いでみないの
何にも遅くない 過ぎた日々なんか 波に返して
未来中で一番早い 今日こそが スタートさ

哀しく怒る電車は まだ 止まれず
すべてを 薙ぎ倒して行く
誰かを攻撃しようとして 射程外
周りも 傷つけていた

突き出したビル 小さな花
君は 何を守りたいの

錆びついた笛の音が 響く駅から
出発だよ やり直そう 高原を駆けるよ
どんなことだって 聞ける 謡える 泣くことだって
手伝えるよ どんなときも 駆け付けて じっとして

哀しみは 夢の中 捨てて行け
試してみないか あの空

もったいないほどに 晴れた青い夜明けは
もうすぐだよ 目覚めないの 泳いでみないの
何にも遅くない 過ぎた日々なんか 波に返して
未来中で 一番早い 今日こそが スタートさ