なだらかに落ちてく夕陽がそっと
胸の灯火を撫でて消えた

震えるほど美しいその一瞬を
ニ度とは巻き戻せないと気付いたの

静かな夜にあなたの声が メロディを連ねて響く
月明かりに導かれ 生まれ落ちたファンタジア

限りある時に 確かに愛した しるしを残したいの
その眼はいつでも 私を見つめて 忘れないように 今日を明日を
この肌も髪も 唇も腕も あなたの為だけにあるの
いずれこの地球に 別れを告げても
何処かであなたを 感じるように

愛が積もるほど 私の宇宙は 色を変えて 形を変えて
何にだってなれると 少女のように夢を見る

限りある時に 確かに愛した しるしを残したいの
その眼に映った 星屑でさえも 忘れたくないの ひとつひとつ
この声も夢も 笑顔も未来も あなたに全部差し出そう
いつかこの地球に 生まれ変わっても
あなたの欠片を探せるように