冬椿 ?白妙の化人?

価格(税込)¥262

冬椿 ?白妙の化人? の 歌詞

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春やは遠き 夜半の徒路(かちじ) 降り積む雪は深々と染む
行方も知らぬただ身すがらの私めを 夫(つま)は要りて暮らしつ

咲き撓(おお)る冬椿(はな) 限りなき美山
流離(さすらい)の果てに野墓を見つけたり

世は飢渇(けかつ)して難に遭へり よき里人の嘆きなせり

よろづの山賊(やまだら)は押し掛かる
惨(むご)らしき有様 こそろと憤(ふつく)む

亡き数読めど いかがは悲しき
帰らぬ人らは誰(たれ)もあへしらはず

荒れ惑ふ雪 掻き乱る心
「其の首(くし) 刎ねたし 我 白妙の化人なり」

闇路に落(あ)ゆる橋 蘇芳 赤し血を零(あえ)す
是(これ)や比の古物語 雪じもの足音(あおと)無く往(い)ぬ

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  曲名 時間 高音質 価格(税込)  
04:26
高音質
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