夢の中のぼくらは

価格(税込)¥262

夢の中のぼくらは の 歌詞

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きっとふたりで、どこか遠くの方まで飛んでゆけると思っていたんだ。
寝室の窓、カーテンを閉じよう。
瞼の奥でさ、旅をするんだ。

双眸が閉じ、濁りだしたら、終わらない夜が迎えに来る。
白く、ぬるい、夜が、やっと。

夢の中のぼくらは、月の裏側で暮らした。
蒼過ぎた眠りの中、ふたりは寂滅の春を待っている。

また誰かが始まり、終わっていくのを、象牙の塔からずうっと見ている。
温みのある忙しない脈動たち。
きっとどこかで羨んでいた。

ここで見える景色はもう、幻燈のようにくすんでいた。
欠けた月の黒から浮かんだ、現の世界。
ぼやけていく。

夢の中のぼくらは、月の裏側で暮らした。
蒼過ぎた眠りの中、いつまでも幸福の中で、優しい終わりを待っている。

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  曲名 時間 高音質 価格(税込)  
03:50
高音質
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