続、冷たい雨

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続、冷たい雨 の 歌詞

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何もない。
見えない。
今日も降りしきるのは、
笑えない心に彷徨う終わらない雨…。

雨を着た街角から傘の花が咲き出せば、
暗いアパートにあの日の僕を探していた。

雨を着た路地裏では傘の花が咲き違う。
目に映る風景にただ、立ち尽くし、
影もない懐かしさを抱きしめた。

空き地を背にして気怠い僕は見上げてみた。
「やけに雨音がうるさいね。」
篠突く雨が僕の代わりに泣いてくれる。
独りじゃ涙も流せなくなった。

移りゆく季節は街を変える。
好きだった雨の匂い。
仄めいた電線の道。
濡れ描く面影にさよなら。

当たり前な雨の日の、
ありふれた答えだった。

冷たい雨のあとで…。

あの日の悲しみを僕にくれないか?
無くした思い出を僕にくれないか?
打ち拉がれていた日々に会えるなら、
僕が僕になれた意味をくれないか?

移りゆく季節は僕も変える。
嬉しいこと。
悲しいこと。
何気ない沢山のこと。

新しい明日にさようなら。

当たり前な雨の日の、
ありふれた答えだった。

冷たい雨のあとで…。

何もない。
見えない。
今日も降りしきるだけ。
終わらない雨は音も無く佇んでいる。

誰もがきっとこの見えない雨の中を、
途方に暮れて、それでも歩いていくのでしょう。

ずっと…。

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  曲名 時間 高音質 価格(税込)  
06:16
高音質
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