あの日胸の中 芽を出した想い
今じゃこの桜くらいに満開
ごめんねと言わせてしまうことは
知っていたの なのに春風が背中押した

今 飛び越えた 「友達」の線は
昨日と同じようには引けない
空はあまりに青い

どこまでも舞い上がれ
恋心 舞い上がれ
そのまま高く高く
見えなくなってしまうまで
それが雨に変わったら
少し泣いていいかな
明日は笑って会いに行くから

君の隣には君の好きな人
淡く色づいた日常の景色
一瞬だけ自分を重ねたことは
内緒にしよう やわらかい日差しの仕業だから

ぎこちなく振った お互いの手は
明日もまた触れることはない
空は変わらず青い

いつの日か舞い踊れ
恋心 舞い踊れ
花びらひらりひらり散る頃には忘れるから
だからもう少しだけ
好きでいてもいいかな
上手に隠して笑うから

後悔をするとしたら
伝えたこと? それともこの恋をしたこと?
あぁできないよ

どこまでも舞い上がれ
恋心 舞い上がれ
そのまま高く高く
記憶の中に仕舞うまで
君と出会えたことも
泣いて笑ったことも
春が来るたび思い出せるから