10月よりフジテレビがアニメ枠「+Ultra」を新設、3作品を発表

 2005年4月にアニメ枠「ノイタミナ」での放送が開始されてから今年で13年。フジテレビは10月より新たなテレビアニメ枠「+Ultra」(プラスウルトラ)を開設、第1弾として10月放送の『イングレス』、そして2019年放送予定の『revisions リヴィジョンズ』、『キャロル&チューズデイ』の制作を発表した。

■「+Ultra」概要

【放送情報】フジテレビ 深夜30分枠
【放送時期】2018年10月放送開始予定
【タイトルロゴ&ムービングロゴ ディレクション】大友克洋

■放送予定作品

■『イングレス』
2018年10月 フジテレビ「+Ultra」にて放送予定

■イントロダクション

2013年、スイスの原子核研究機構『CERN』──。
ヒッグス粒子発見の影で、ある秘密プロジェクトが発足した。
そのプロジェクトの名前は『ナイアンティック計画』。
その目的は人間の精神に干渉する未知の物質を研究することにあった。

『エキゾチック・マター(XM)』と呼ばれる事になるその物質は、古来より人々の精神・能力に感応し、人類の歴史にさえ大きな影響を与えてきたのだった。

世界各国の機関が、秘密裏にその研究に取り組んだ。
XMは、人類の希望または脅威とされ、大国や巨大企業による争奪戦が巻き起こってゆく。

XMの力を受け入れ、人類の進化に利用しようとする『エンライテンド』。
XMを脅威と見なし、コントロールしようとする『レジスタンス』。

世界はふたつの陣営に別れ、今も争い続けている。
この世界で起きている争いの背後には、XMの存在があったのだ。

そして、2018 年──。

東京、そして世界を舞台に、XMをめぐる新たな戦いが幕をあける。

アニメーション、オンライン位置情報ゲーム、そして現実がリンクする、かつて体験したことのない新たな「拡張現実エンターテインメント」が、始まる。

■スタッフ

【原作】Niantic, Inc.
【監督】櫻木優平
【制作】クラフター

■『revisions リヴィジョンズ』
2019年1月 フジテレビ「+Ultra」にて放送予定

■イントロダクション

谷口悟朗×深見真×近岡直×白組
個性際立つクリエイター陣がおくる、青春(ジュブナイル)“災害”(パニック)群像劇(アンサンブル)──

7年前のあの日、彼女は言った。
俺たちにいつか大変な危機が訪れる。
みんなを守れるのは俺だけだと。
誰も予言を信じていないけど、
俺は毎日トレーニングして、常に大事な仲間を守ってる。
そんな俺を認めてくれるように、
俺と4人の仲間に一通のメールが届いた。
そう。予言のときが、ついに、きたんだ……!

監督は、第36回星雲賞(アニメ部門)受賞作『プラネテス』や『コードギアス 反逆のルルーシュ』などで世界のアニメファンを魅了し続ける谷口悟朗。シリーズ構成・脚本はキャラクターの日常と闇を魅力的に浮かび上がらせる『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズの深見真。キャラクターデザイン原案は、柔らかい質感で精緻に人物を描き出す『Wake Up, Girls!』の近岡直。アニメーション制作は『永遠の0』『ALWAYS 三丁目の夕日』など心揺さぶる数々の映像作品を生み出した白組が担当。

■スタッフ

【原作】S・F・S
【監督】谷口悟朗
【CG監督】平川孝充
【シリーズ構成】深見真/橋本太知
【キャラクターデザイン原案】近岡直
【メカデザイン】新井陽平
【CGキャラクターデザイン】白井順
【BGコンセプトアーティスト】白田真人
【MattePaintディレクター】大西穣
【美術・設定】坂本竜
【色彩設計】長尾朱美
【撮影監督】高橋和彦
【編集】齋藤朱里
【音響監督】明田川仁
【音楽】菊地梓
【企画】スロウカーブ
【アニメーション制作】白組
【製作】リヴィジョンズ製作委員会


【公式Twitter】@revisions_PR

■『キャロル&チューズデイ』
2019年4月 フジテレビ「+Ultra」にて放送予定

■イントロダクション

その時、ふたりは出会った。
その歌が起こす奇跡を、世界はまだ知らなかった。

『カウボーイビバップ』『サムライチャンプルー』ほか数々の名作を生み出した渡辺信一郎と『交響詩篇エウレカセブン』『僕のヒーローアカデミア』など多くのヒット作を世に送り続けるアニメーション制作会社:ボンズが再びタッグを組む、オリジナルアニメ作品。

キャラクター原案は、日清食品カップヌードルCM「HUNGRY DAYS 魔女の宅急便篇」、「HUNGRY DAYS アルプスの少女ハイジ篇」などのキャラクターデザインでも知られる窪之内英策、脚本はNHK連続テレビ小説『カーネーション』や映画『ジョゼと虎と魚たち』などを手掛けた渡辺あやが担当、物語の主軸となる音楽は、『マクロス』シリーズなど数々の大ヒットアニメの音楽を手がけたフライングドッグが担当するなど、超豪華なスタッフ陣が制作に挑む。

■スタッフ

【総監督】渡辺信一郎
【脚本】渡辺あや
【キャラクター原案】窪之内英策
【アニメーション制作】ボンズ
【音楽制作】フライングドッグ

(C)『イングレス』製作委員会
(C)リヴィジョンズ製作委員会
(C)ボンズ・渡辺信一郎/キャロル&チューズデイ製作委員会

■関連外部サイト