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※特典対象期間は終了致しました。
矢島舞美@
――まさに今、写真集が出来上がってお手元に届いたようですね。(11月10日発売の写真集「瞬き」。取材は11月上旬でした!) ℃-ute解散後初の写真集、ご覧になっていかがでしたか?
まだ全部は観れてないんですけど、やっぱりうれしいです。℃-uteで最後に出した写真集の時に、もう出すことはないのかな?と勝手に思っていたんですよ。そういう意味でまた出せた喜びはありますね。
――私も少しだけ見せていただきましたけど、なんだか舞美ちゃんと2人の世界…という感じがしました。要は、舞美ちゃんと写真を見ている人、2人きり。
ふふふっ。狙いどおりです(笑)。今回はストーリー仕立てになっていて、プロットをもらってイメージしながら撮っていったんですよ。いかに自然体で在りのままを撮ってもらえるか?っていうのはコンセプトの1つでした。
――写真集に限らず、℃-uteを卒業してからの気持ちの変化ってありましたか?
℃-uteの時って自分だけじゃないし、5人のことを考えながら生きてきたんですよ。
――リーダーだったしね。
そうなんです。それが1人になると、全部自分の責任だって思えるから、意外とキュッと張りつめていたモノが抜けた気がしますね。私、26歳の目標を“何事も楽しむ”って決めてたんですよ。たとえば今年1月にタイでソロライブをやらせていただいたんですけど、もしもメンバーがいたら、“ちゃんとやんなきゃ、みんなに迷惑かけないようにしなきゃ”ってすごい考えてたんですけど、“ま、私1人だし、楽しもう!”って(笑)。リハまでは真剣に取り組んで、本番は何が起きても楽しめれば大丈夫!みたいな、ちょっと気が楽になった部分があるかもしれない。その分、全部自分の責任だから、やらなきゃいけないことも多いんですけど、前よりもはっちゃけられるかな?ってところはあります。あとはハロプロの外の人たち、全然違う世界の人たちと仕事をする機会が増えたので、自分から距離を縮めていかなきゃという意識が高くなったかもしれないですね。
矢島舞美A
――出会いが増えたのでは?
増えましたね〜。いろんな人の人生観とか聞くのもすごく楽しいんですよ。考え方もいろいろあるんだな〜っていつもしみじみ感じています。
――人生、楽しんでいますね。そういうお話を聞くと、今回リリースされる「愛をみせてくれませんか」も、“楽しもう!”の一環のような気がします(笑)。
そうなんですよ。もともと卓偉さんと曲を作ることになった時に“どういう曲がほしいか”と聞かれて、せっかくだからライブで盛り上がる曲がほしいですとリクエストしたんですよ。元気で明るくて、みんなで乗れるような曲がいいなって。私、この前にも2曲出させていただいているんですけど、その時も恋に不器用なイメージの曲だったんですよね。私はずっとアイドルとしてやってきたので間違ってはいないなというところもあるし、そんな臆病な私を引っ張り出して!みたいなところがすごくかわいいなとも思います。
――かわいさの反面、リアルさがありますね。たとえば“経験が映しだすのは/なぜか別れのビジョン”とか。経験を重ねていくと怖くなったり臆病になったりすることも増えるのではないかと。
たしかに若い頃の勢いって年を重ねるごとになくなっていく気がするし、私と同世代の人たちが共感できるような歌詞になっているなって思いますね。
――もう1つ気になった歌詞が、“「傷つかないこと」は多分/「幸せ」とは違う”のところ。深いですよね〜。
ここは私、共感しますね。曲をいただいた当時はちょうど新しい環境でいろいろと悩んだりすることがあったんですよ。私っていろいろと言われると凹んだりもするし…。だけど、そう言ってもらえるのは幸せなことだなって自分に言い聞かせていたので、“わ、この歌詞すっごい響く!”と思いました。
インタビュー風景@