SURFACEライブの様子

――11年ぶりに行われたレコーディングでのお互いの印象や、感想などをお聞かせください。

今、この時代にこんなアナログにひた向きにレコーディングするアーティストが何組ぐらいいるんだろう?と言うぐらいにスタジオで切磋琢磨して作った印象ですね。
スタジオに集まりああだこうだ意見を重ねその場で取り決めて行く。
デモより更に良くする事だけを考えて。
意外と分担作業になっていてスタジオで会わないやり方もあるんですが、今回の作品はとにかくよく話した印象があります。
そしてお互いの意見を柔軟に取り入れていけた、うん、大人になった気がします(笑)。
改めて永谷のギターを聴いて「永谷には永谷にしかない独特なリズム感」と言うものがあり、それが「SURFACEサウンドに大きく影響している」って事を8年離れていたからこそ強く感じました。

椎名君とは、たくさん会話をして、コンセンサスをとり、楽曲一曲一曲の終着地点を確認しながら作業していきました。彼の以前と変わらない素晴らしい歌唱と録音の早さに改めて驚かされました。

――7/27から全国12か所でツアーが始まりますが、どのようなライブツアーになりそうでしょうか?

ネガティブな意味ではないんですが、「相変わらずだった」って言うゴールが待っている気がします。
色々慎重になったり、11年ぶりのバンドツアーに気負いがない筈もない。
そんな中で蓋を開けてみたら相変わらずの2人がそこにはいるんだって思うんですよね。
いや、まだツアー前なので劣化してるかもですけど(笑)。

11年ぶりのツアーなので、
楽しかった!と思っていただけるようなライブにしたいと思っています。

SURFACEライブの様子

――オリコンミュージックストアでは椎名さんのソロライブ音源『jump-ing -TypeA-』を配信中ですが、ソロのライブとSURFACEのライブの違いがあれば教えてください。

直ぐに浮かぶのは永谷の存在の有無です。
ソロでもSURFACEの曲はセルフカバーするのでそこに大きな区切りはないんですが、やはり彼がギターを弾く事で生まれるノリ(グルーヴ)は彼の特許みたいなもので。
自分の精神状態で言えば、ソロの方が気楽ですね(笑)。
SURFACEはフロントマンって意識が働きますが、ソロにフロントマンもヘッタクレもないので(笑)。

――ツアー後の活動予定を教えてください。

年末までのライブスケジュールを頂いていますが、SURFACEのツアー後からはソロ名義の活動の方が増えます。
こうやって二足のわらじを1年の中で何度も履き直して今後ずっとやって行くんだろうなって。
どちらの活動も大事にしていきたいですね。

ソロとして2枚目のオリジナルアルバムを作りたいですね。そして、SURFACEの活動も大事にしていきたいですね。

SURFACEライブの様子
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Yoshiharu Shiina Live 2019「jump-ing -Type A-」Complete

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